こんにちは!MAO整体院・鍼灸整骨院です😊
前回は、呼吸とミトコンドリアの関係についてお話ししました。
呼吸で取り込んだ酸素を使って、ミトコンドリアは私たちの体を動かすためのエネルギー「ATP」を作っています。
つまり呼吸は、体を充電するための大切な入口のひとつでしたね🔋
では、その呼吸をするとき、体の中では何が動いているのでしょうか?
そこで今回の主役、
「横隔膜(おうかくまく)」
の登場です!
横隔膜ってどこにあるの?
「横隔膜」と聞くと、膜みたいなものを想像するかもしれません。
でも実は横隔膜は、呼吸をするときに働く大切な筋肉です。
場所は、胸とお腹の間あたり。
ドーム状になっていて、
胸の部屋と、お腹の部屋を分ける屋根のような形をしています。
そして私たちは、この横隔膜を一日に何度も動かしながら呼吸しています。
息を吸うと横隔膜はどうなる?
ここは、自分でやってみると分かりやすいです😊
お腹に手を当てて、ゆっくり息を吸ってみてください。
息を吸うと、
横隔膜が下がる
↓
胸の中が広がる
↓
肺も広がる
↓
空気が入ってくる
ということが起こります。
反対に息を吐くと、横隔膜はゆるんで上に戻っていきます。
つまり横隔膜は、
呼吸するたびに上下する「呼吸のポンプ」
のような存在なんです。
横隔膜が動きにくくなると?
では、横隔膜が動きにくくなるとどうでしょう?
例えば、背中を丸めた状態で深呼吸してみてください。
ちょっと吸いにくくないですか?
姿勢が崩れたり、胸やお腹まわりがガチガチになったりすると、横隔膜や肋骨が動きにくくなり、楽な呼吸がしづらくなることがあります。
すると、息を吸おうとして、
首や肩の筋肉を必要以上に使ってしまう
こともあります。
「呼吸が浅い気がする」
「いつも肩に力が入っている」
という人は、呼吸の仕方だけではなく、**呼吸するための体が動きやすいか?**という視点も大切なんです。
横隔膜と自律神経の関係
そして、ここからが今回の大切なポイントです。
横隔膜は呼吸だけではなく、自律神経とも深く関係しています。
以前お話しした副交感神経を覚えていますか?
体を休ませたり、胃腸を働かせたりする「回復モード」の神経でしたね😊
ゆっくりとした呼吸、とくに息をゆっくり吐く呼吸では、副交感神経の働きに関係する変化が起こります。
だから、
緊張しているときに
「ゆっくり息を吐いてみよう」
と言われるのにも、ちゃんと理由があるんです。
でも「深呼吸すればOK」ではありません
ここは前回と同じく、とても大切です。
「自律神経を整えるために深呼吸しましょう!」
だけでは十分ではありません。
横隔膜や肋骨、背骨が動きにくい状態で、一生懸命大きく吸おうとすると、かえって首や肩に力が入ってしまう人もいます。
だから大切なのは、
頑張って深呼吸することではなく、自然に呼吸できる体をつくること。
なんです😊
整体で横隔膜を見る理由
私たちは整体をするとき、
- 背骨の動き
- 肋骨の広がり
- 胸やお腹の緊張
- 首や肩の力み
- 呼吸したときの体の動き
なども確認しています。
痛いところだけを見るのではなく、
「この人は楽に呼吸できているかな?」
という視点で体を見ることも大切にしています。
呼吸しやすい体をつくることが、体がリラックスしやすく、本来の回復力を発揮しやすい状態につながると考えているからです。
まとめ
横隔膜は、胸とお腹の間にある呼吸の主役となる筋肉です。
息を吸うたびに横隔膜が動き、肺が広がり、私たちは酸素を取り込んでいます。
そして呼吸のリズムは、自律神経の働きとも関係しています。
だからこそ、
「ちゃんと深呼吸しなきゃ!」
と頑張るよりも、
「力を抜いて、楽に呼吸できているかな?」
と自分の体を感じてみることから始めてみてください😊
🌱次回予告
第8回「迷走神経って何?副交感神経と内臓をつなぐ大切な神経」
今回お話しした**「呼吸」と「自律神経」**。
では、なぜゆっくり呼吸すると、体はリラックスしやすくなるのでしょうか?
そのカギの一つになるのが、**「迷走神経(めいそうしんけい)」**です。
名前だけ聞くと、なんだか難しそうですよね😅
でも実は、迷走神経は心臓や肺、胃腸など、私たちの体のいろいろな場所と関係している、とても大切な神経です。
次回は、
「迷走神経ってどこにあるの?」
「副交感神経とどんな関係があるの?」
「呼吸すると、なぜリラックスしやすくなるの?」
そんな疑問を、お話ししていきます😊







