白湯を取り入れ健康な体作りをしませんか?
「白湯は体に良い」ということを知っている人は多いかと思いますが、白湯の実際の健康効果について、ご存知ですか?
この機会に是非チェックして、毎日の生活に取り入れてくださいね♪
白湯を飲むことによって得られる具体的な効果は?
白湯をゆっくり飲むことで、胃や腸などの内臓が体の内側から温められ、さまざまな健康効果が期待できます。
基礎代謝アップによるダイエット効果
胃腸など内臓が温められることにより、血の巡りが良くなります。
内臓温度が1度上がることで基礎代謝もおよそ10~12%上がり、脂肪燃焼率がUPします。
便秘解消効果
内臓の働きが活発になり、腸の蠕動運動が促されることで便秘解消につながります。
肌質改善
腸内環境が良くなることで、栄養素の吸収や代謝がアップし、健康な肌細胞を作り出すことができるようになるので、肌質改善が期待できます。
冷え性改善効果
体の内側から温めることで、血の巡りが良くなり、冷え性改善につながります。
免疫力アップ
内臓が温められることにより内臓機能が高められ、免疫力がアップします。1度上がるだけで約30%も免疫力がアップすると言われています。
むくみ解消効果
体をめぐる血液やリンパの流れが良くなることで体内の余分な水分を排出し、むくみ解消が期待できます。
正しい白湯の作り方
やかんに水を入れて、強火で沸騰させる
↓
湯気が上がってきたら、ふたを取ってさらに沸かす
↓
泡がぶくぶくしてきたら、弱火にし10~15分沸騰させ続ける
↓
火を止めて、飲める温度まで冷ます
飲むときの3つの注意事項
- 内臓を温めるために、白湯は少しずつ、10~20分ほど時間をかけて飲むようにしましょう。
- 熱いからといって、水を足してはいけません。
- 飲みすぎると腸内の必要な栄養まで洗い流してしまうため、一日に飲む量は800ml程度までにしましょう。
豆知識
白湯を作るときにおすすめな「鉄瓶」
白湯を作るときにおすすめなのは、南部鉄器などの鉄瓶、二価鉄という体に吸収されやすい鉄が使われている鉄瓶で白湯を作ると、貧血予防やお肌の健康に欠かせない鉄分が含まれた白湯ができます♪
白湯はどのタイミングで飲むのが一番体にメリットがあるの?
一日に白湯を摂取する目安は800ml。これを、3~5回に分けて飲むのが良いでしょう。
寝起きの白湯
寝ている時に失った水分を補給しましょう。
食前食後の白湯
消化吸収を促進するための白湯は食前30分前に、食後の白湯は30分~1時間たった後に、胃が落ち着いてから飲むようにしましょう。
寝る前の白湯
就寝30分前の白湯はリラックスすることができます。また、体が内側から温まりポカポカするので、寝つきもよくなります。
白湯にちょっと足すだけで、ぐーんと飲みやすくなる!!
白湯だけでは飲みづらいと感じたり、「ちょっと味を変えたいな」と思ったりしたときはアレンジしてみましょう。ちょい足しでぐーんと飲みやすくなります。
レモン
白湯にあきてきたら、レモンを入れてみて。生のレモンがない場合は市販のレモン汁でもOK。レモンに含まれるビタミンCや疲労回復効果のあるクエン酸も一緒にとれます。後味すっきりで、飲みやすくなります。
しょうが
白湯を作るときにスライスしたしょうがを入れてみましょう。チューブやパウダーを入れてもOK。体を温めたい冬や夏の冷え解消にもぴったりで、体を芯から温めることができます。
はちみつ
はちみつにはカリウムが含まれており、むくみ予防効果や水分バランスを整えてくれる効果が期待できます。コップ1杯の白湯にティースプーン1杯のはちみつを加えてみましょう。
レモン、しょうが、はちみつはそれぞれの相性も抜群!レモンとはちみつを一緒に入れてレモネード風味にしたり、しょうがとはちみつを入れて、ちょっと甘めに飲みやすくしてみたりしましょう。その他にもミントやシナモンも合います。健康効果と一緒に白湯のアレンジを楽しんでみてください!
今月のコラム 健康な体温とは!?
体温を測ると平熱が低い人もいれば高い人もいると思います。このように平熱は人によって異なるものですが、健康な人の体温は36.6℃~37.2℃程度といわれています。
一方、平熱が36℃以下の人は「低体温」といわれます。体が冷えると血流が悪くなり、その状態を放置すると自律神経失調症やうつ病、アレルギー疾患、便秘や肥満、PMS症候群、不妊症などにつながる恐れがあります。
体を温める食材は!?
かぶ、山芋、小松菜、人参、レンコン、ニラ、にんにく、ねぎ、らっきょう、しょうが、牛肉、鶏肉、豚肉、えび、鮭、味噌、酢など。
低体温の方は、これらの食材を使い、スープや味噌汁を作って食べてみてはいかかでしょうか!?