日本ではあまりなじみのない人も多いハーブですが、実は知らず知らず私たちの生活に利用されているのはご存知でしたか?
せっかくなら、ハーブの効能を知り、ライフスタイルに合わせてハーブを使いたいですよね!
今回はハーブの効能とその使い方についてご案内します!!
ハーブの歴史
ハーブはいつの事態から使われてきたと思いますか?
実は、およそ1万年前には栽培されていたといわれており、紀元前3000年頃(日本では縄文時代の頃)の古代バビロニアの粘土板には、熱病に対処するためにハーブが利用されていたと記録されています。
ハーブは植物なので、身体に良いものも、危険性のあるものもありますが、古くから使われ、研究されてきたからこそ、今現在「私たちが気軽に使えるハーブがある」と言ってもいいでしょう。
どんな使い方がある?ハーブの利用方法
ハーブにはいろいろな利用方法があります。
・料理
香りづけ、臭み取り、スパイスや素材として使用。
・アロマテラピー
ハーブ成分を精油として取り出し、アロマテラピーとして活用。
・ハーブティー
ハーブティーとして、有効成分や芳香成分をお湯に溶かすことで利用。
・美容・雑貨
ハーブを使った石鹸やフェイスパックなど
・お風呂
ドライハーブやフレッシュハーブをお風呂に入れて、ハーブバスに。
毎日の生活にハーブを取り入れよう♪
・質のいい睡眠を取りたい人は、ラベンダーとカモミールで心穏やかに。
ポプリにしたラベンダーの香りやカモミールティーは心を穏やかにし、安眠効果を高めます。
・風邪の引き始めには、カモミールティーを飲もう。
抗炎症作用がある成分や抗酸化作用もある「カモミール」は風邪の初期症状の緩和が期待できます。
・デスクワークで疲れた体を癒したいときは、ローズマリーとラベンダーのお風呂でリラックス♪
疲労がたまった体には、疲労回復に効果があるローズマリーや、炎症を鎮めるラベンダーを入れたお風呂にゆっくり浸かりましょう。またエッセンシャルオイルを使ったマッサージも効果的です。
・花粉症の症状を緩和させたいときは、ユーカリの鉢植えを室内に。
鉢植えのユーカリを室内の窓際に置くことで、花粉症の症状を緩和させる作用が期待できます。
・貧血気味を感じたら、鉄分の吸収を助けるビタミンCをローズヒップやハイビスカスで取ろう。
レモンの20倍以上のビタミンCが含まれていると言われているローズヒップや、ビタミン類やクエン酸を含むハイビスカスを同僚ブレンドし、ハーブティーにして飲むのがおすすめです♪
次は「ハーブはどんな料理に使われているの?」をチェックして、ハーブライフを楽しみましょう♪
ハーブはどんな料理に使われてるの?
代表的なハーブがどんな料理に使われているのかチェックして、ハーブを使った料理にチャレンジしてみましょう。
*ミント
スーッとする清涼感のある香りが特徴のミント。サラダ、スイーツ、飲み物などの上に生のまま添えることが多いです。寝る前にホットミルクに入れて飲むと安眠効果が期待できるかも。
*ローズマリー
ローズマリーは香りが強く肉の独特な臭みを消してくれるので、下処理の段階から使用しましょう。香りづけとして使用する場合は、鶏肉とよく合います。
*バジル
スパイシーな香りが特徴で、イタリアンには欠かせないハーブ。トマトソースと相性がよく、パスタ、ピザ、バジルソースなどによく使われています。
*イタリアンパセリ
日本人になじみが深いのは葉が縮れたタイプのパセリ。イタリアンパセリは葉が平らで香りもマイルド。そのまま使ったり、刻んで料理の上から散らしたりして使います。
*レモングラス
ススキのような見た目ですが、軽く触れるだけで、さわやかなレモンの香りが漂います。トムヤムクンでは必ず使用されていて、タイやベトナム料理などでおなじみのハーブ。
*コリアンダー
タイではパクチーと呼ばれており、日本人にもなじみのあるハーブ。独特の強い香りが特徴。葉だけではなく、細かく刻んで茎や根も煮込み料理などに利用できます。