足の血管が動脈硬化などによって細くなったり詰まったりして、足に十分な血液が届かなくなる病気です。
正式には「閉塞性動脈硬化症」や「」末梢動脈疾患と呼ばれます。
進行すると、
- 歩くと足が痛い
- 少し休むとまた歩ける
- 足先が冷たい
- 傷が治らない
- 壊死
などが起こります。
脳梗塞や心筋梗塞と同じく、「全身の動脈硬化のサイン」と考えられています。
セルフチェックリスト
□ 少し歩くとふくらはぎが痛くなる
□ 休むと楽になる
□ 足先が冷たい
□ 足の色が白っぽい、紫っぽい
□ 足の傷が治りにくい
□ 足の毛が薄くなった
□ 足の爪が変形してきた
□ 喫煙歴がある
□ 糖尿病がある
□ 高血圧がある
□ コレステロール値が高い
□ 70歳以上
3つ以上当てはまる場合は、一度医療機関への相談をおすすめします。
特に
- 安静時にも痛い
- 足の色が急に変わった
- 足先が黒っぽくなった
場合は早めの受診が必要です。
原因
主な原因は動脈硬化です。
動脈硬化を進めやすい要因
- 喫煙
- 糖尿病
- 高血圧
- 脂質異常症
- 運動不足
- ストレス
- 加齢
特に喫煙は大きな危険因子です。
整体院として関われる部分
整体で血管の詰まりを取ることはできない
動脈硬化そのものや血管閉塞を整体で改善することはできません。
まずは医療機関での診断が優先です。
整体でサポートできる部分
①歩行機能の改善
足梗塞の方は
- 股関節が硬い
- ふくらはぎが使えていない
- 姿勢が崩れている
ことが多くあります。
そのため
- 歩きやすい体づくり
- 転倒予防
- 関節可動域改善
には関われます。
②筋肉の緊張軽減
血流不足があると
- ふくらはぎ
- 太もも
- お尻
が過緊張を起こしやすくなります。
筋肉や関節の動きを改善することで日常生活の負担軽減を目指します。
③生活習慣サポート
- 睡眠
- 栄養
- ストレス管理
- 運動習慣
の指導は再発予防のサポートになります。
自宅でできるセルフケア
①歩く
最もエビデンスがある方法です。
痛みが出る少し手前まで歩く
↓
休憩
↓
再び歩く
これを繰り返します。
※主治医から運動制限がない場合
②足首体操
椅子に座って
つま先を上げる
↓
下げる
20~30回
ふくらはぎのポンプ作用を活用します。
③ふくらはぎストレッチ
壁に手をついて
片足を後ろへ
20~30秒
左右2~3回
④禁煙
最重要です。
足梗塞の進行予防で最も効果が大きいと言われています。
⑤水分補給
高齢者は隠れ脱水になりやすいため
- 朝起きた時
- 入浴前後
- 就寝前
に意識して飲む。
患者さんへ
「足が冷えるから」「年齢のせいだから」と放置される方も多いですが、足の血流低下は全身の動脈硬化のサインかもしれません。歩くと足が痛い、休むと楽になるという症状がある方は、一度専門医へ相談しましょう。整体では血管の詰まりは治せませんが、歩きやすい体づくりや日常生活のサポートはできます。







