迷走神経と「脳腸相関」の関係
こんにちは!MAO整体院・鍼灸整骨院です😊
みなさんは、
「緊張するとお腹が痛くなる」
「大事な予定の前になるとトイレに行きたくなる」
そんな経験はありませんか?
反対に、仕事や学校などで忙しい日が続くと、
「なんとなく胃が重い…」
「食欲が出ない…」
「便秘気味になる…」
という人もいます。
「やっぱり気持ちの問題なのかな?」
と思うかもしれません。
でも実はこれ、脳とお腹がつながっていることとも関係しているんです。
今回は、脳と腸がお互いに情報をやり取りする
「脳腸相関(のうちょうそうかん)」
について、お話しします😊
脳と腸は「会話」している!
脳と腸は、まったく別々に働いているように見えますよね。
でも実際には、お互いに情報を送り合っています。
例えば緊張したとき。
脳が、
「大変だ!今から頑張らないと!」
と感じると、その情報は体にも伝わります。
すると心臓がドキドキしたり、呼吸が速くなったり、胃腸の動きが変化したりすることがあります。
反対に、お腹の状態も脳へ伝えられています。
つまり、
脳 → 腸
だけではなく、
腸 → 脳
にも情報が送られているんです。
このような脳と腸の双方向のつながりを、
「脳腸相関」
と呼びます。
イメージするなら、
脳と腸はいつも電話で話している☎️
みたいな感じですね😊
その「電話線」の一つが迷走神経!
ここで前回の主役、
「迷走神経」
が再登場します!
迷走神経は、脳から首・胸・お腹へと長く伸び、心臓や肺、胃腸などとつながっていましたね。
そして、脳と内臓の間で情報をやり取りする大切なルートの一つでもあります。
ただし、脳と腸をつないでいるのは迷走神経だけではありません。
ほかの神経やホルモン、免疫など、いろいろな仕組みを使って情報交換をしています。
その中でも迷走神経は、脳と胃腸をつなぐ大切な連絡ルートの一つなんです😊
ストレスがかかると、お腹では何が起こるの?
ここで自律神経を思い出してみましょう。
交感神経は、
「よし!頑張るぞ!」
というアクセル。
副交感神経は、
「休んで回復しよう」
というブレーキのような働きをしていました。
強い緊張やストレスを感じると、体は「今は頑張らないと!」という状態になります。
すると、胃腸の動きや消化の働きにも変化が起こることがあります。
だから、
お腹が痛くなる
便がゆるくなる
便秘になる
胃が重く感じる
食欲が落ちる
など、人によっていろいろな変化が現れることがあるんです。
「ストレス=胃腸が止まる」ではありません
ここは大切なところです。
「交感神経が働くと胃腸が止まる!」
と単純に考える必要はありません。
胃や腸は、自律神経だけで動いているわけではないからです。
胃腸には、独自に働く**「腸管神経系」**という神経の仕組みもあります。
さらに、
食事・腸内環境・ホルモン・免疫・睡眠・生活習慣
など、たくさんのものが関係しています。
だから、
「お腹の調子が悪い=全部ストレスのせい」
ではありません。
ただ、脳と腸はつながっているため、心や体の緊張がお腹の調子に影響することはあるんですね😊
「体の充電」と胃腸にも関係がある🔋
ここで、これまでのシリーズでお話ししてきた**「体の充電」**にもつなげてみましょう。
私たちの体は、食べ物を食べればそれで終わりではありません。
食べたものを胃や腸で消化し、
体が使える形にして吸収する
必要があります。
そして、吸収した栄養は体のさまざまな場所で利用され、ミトコンドリアでエネルギーを作るためにも使われます。
スマホで考えてみましょう📱
充電器をコンセントにつないでも、うまく電気が届かなければ充電できませんよね。
体も同じように、
食べる
↓
消化する
↓
吸収する
↓
栄養を体で利用する
という流れが大切です。
つまり、体をしっかり充電するためには、
「何を食べるか」だけではなく、「食べたものを利用できる体であること」
も大切なんです🔋
「ちゃんと食べなきゃ!」と頑張りすぎなくてもいい
疲れていたり、緊張していたりすると、
「体のためにちゃんと食べなきゃ!」
と思ってしまうこともあります。
でも、体がガチガチに緊張しているときに、無理をしてたくさん食べる必要はありません。
まずは、
ゆっくり座って食べる
よく噛んで食べる
食事中は少しスマホから離れる
など、体が食事に向き合いやすい環境を作ることも大切です😊
「何を食べるか」だけではなく、
「どんな状態で食べるか」
にも目を向けてみましょう。
整体から見た大切なポイント
整体で胃や腸そのものの病気を治すわけではありません。
でも私たちは、
「その人の体が、ちゃんと休める状態になっているか?」
という視点を大切にしています。
例えば、
- 呼吸が浅くなっていないか
- 首や肩に力が入りっぱなしになっていないか
- 背中や肋骨が動きにくくなっていないか
- お腹まわりに力が入り続けていないか
- 睡眠や生活リズムが乱れていないか
など、体全体を見ていきます。
「胃が悪いから胃だけ」
「肩が痛いから肩だけ」
ではなく、
体全体が「頑張る」と「休む」を切り替えやすい状態をつくる。
それが、私たちが大切にしている考え方です😊
まとめ
脳と腸は、それぞれが勝手に働いているわけではありません。
神経やホルモン、免疫などを通して、お互いに情報を送り合っています。
これが、
「脳腸相関」
です。
そして、その情報をやり取りする大切なルートの一つが、前回お話しした迷走神経です。
緊張したときにお腹が痛くなったり、忙しい日が続くと胃の調子が変わったりするのも、脳と腸がつながっているからこそ起こることがあります。
そして、これまでの「体の充電」という話にもつながります🔋
食べる → 消化する → 吸収する → 栄養を利用する → エネルギーを作る
体の中では、いろいろな働きがつながっています。
だから健康を考えるときも、一つの場所だけを見るのではなく、
「体全体がうまく働ける状態になっているかな?」
という視点を持つことが大切です😊
🌱次回予告
第10回「腸は“第二の脳”って本当?腸内環境と自律神経の関係」
「腸は第二の脳」
という言葉を聞いたことはありませんか?
実は腸には、脳から一つひとつ命令されなくても働くことができる、たくさんの神経細胞があります。
さらに腸の話になると、よく登場するのが、
「セロトニン」
です。
「幸せホルモンって聞いたことある!」
という方も多いかもしれませんね😊
でも、
「腸でセロトニンを作れば、脳のセロトニンも増える!」
……というほど単純な話ではありません。
次回は、
なぜ腸は“第二の脳”と呼ばれるの?
腸内環境と自律神経にはどんな関係があるの?
腸のセロトニンと脳のセロトニンは同じなの?
そんな疑問を、お話ししていきます😊







